CINEMA STUDIO28

2015-06-21

白山神社

 
 
アンスティテュ・フランセでジャン・ユスターシュを観るべく、30分前に到着したらまさかの完売。完売はしないだろうと思っていたのに…。ユスターシュ、東京で観られる機会があまりに少ないのではないだろうか。毎年1度は、どこかの映画館で特集上映されてるぐらいの頻度でちょうど良いと思うのだけど。
 
 
残念だけど、観られなかったものはしょうがないので、他の映画を観ようかな?と思ったけど、どうにも映画気分が萎えたので南北線を本駒込で降りて白山神社へ。あじさい祭りは先週で終わったけど、祭りの終わりと同時にあじさいが枯れるわけでもなく、縁日などがない分、ゆっくり花を堪能。古都育ちのせいなのか、寺社仏閣にいると気分が落ち着く。ここ1年ほど落ち着かない日々だったけど、そろそろのんびりしたいな…。
 
 
 
 
あじさいの種類たくさん。
ビーチパラソルみたいなのもあった!
 
 
 
 
鈴木清順の映画を観た翌日、こういう場所に来ると
視界に入るあらゆるものが暗喩的で…。
まるで動じない肝の据わった猫、なにかの化身みたい…。
 
 
 
 
神社を出て、家に向かって歩いてると、白山駅近くにこんな店。この一帯、仕事が深夜に終わってタクシー帰宅するとき通過するのだけど、時々、この看板が目に入ってきて、お?と思ってたのだった。絶対、ジャズ&映画好きな初老の男性がマスターに違いないと妄想してるのだけど、どうなのだろう。いつか勇気を出して入ってみようかな…。