CINEMA STUDIO28

2016-11-26

Filmex closing!



フィルメックス、早くもクロージング。


コンペの作品を1本も観ていないのでセレモニーは眺めるだけだったけど、韓国映画好きのお友達が、とても良かったと言っていた「私たち」という映画が、観客賞とスペシャルメンションを両方獲得し、日本公開も決まったらしいので、忘れずに観に行きたい。監督は昨日、韓国の青龍賞新人賞を受賞し、今日フィルメックスでも受賞の報せがあって、急遽来日したのだそう。2度めの登場時には「また 来ました」と日本語で挨拶していて素朴でキュートな印象。映画、楽しみだな。


http://filmex.net/2016/program/competition




オープニングで辛辣な挨拶で会場を沸かせた審査委員長(こちらに書きました)、クロージングの挨拶は…



「オープニングでどうやら私は、SHINZO ABEについて何かを喋ったようですが、全く記憶にございません。不謹慎な発言がありましたら、以後慎みます」から挨拶を始め、審査の協議内容も率直にコメントした後、最後に「始まる前から参加しましたがフィルメックスは、作品も登壇者も観客も、NOT COOL JAPAN! クールジャパン的なものがなくて、良かったです」とまったく慎んでなくてクスクス笑ってしまった。パンク!ファンになったので、また映画祭の審査に来てもらって、挨拶トーク聞きたいなぁ。東京国際の華やかさも嫌いじゃないけど、フィルメックス、登壇者もデニムなどカジュアルな服装の人が多く、ちゃんと映画が主役という感じがするのが変なストレスなくて良い。



クロージングの香港映画は、???な部分が多かったので、審査委員長トークがクロージングのハイライトだったかもしれない。