ついに!シネマヴェーラの特集「ルビッチ・タッチ」始まった!前のめりで到着すると20分前ですでに整理番号57番。入場してみると前方がすでにぎっしり埋まってる。映画好きって何故、前方に座る傾向にあるのでしょう。かくいう私も例外ではなく、シネマヴェーラは前から2列目あたりが定位置。あなたもあなたも楽しみにしてましたか!私もです!と心で叫びながら着席。
この混雑は代表作「生きるべきか死ぬべきか」が、いきなり初日にどどんとかかり、しかも35㎜!という出し惜しみのなさに群がったのであって、この後は少し落ち着くのだろうか…。じっくり観たいから立ち見は避けたいな…。
41年「淑女超特急」と42年「生きるべきか死ぬべきか」の流れで観た。この2本は実際、間に他の作品はなく、前後して撮られているらしい。今日はとりあえず胸がいっぱいで、ルビッチの感想なんてじっくり時間かけて書きたいのだけど、明日にはもう、また2本観るのだよね。今日も、朝、起き抜けにフレンチのフルコース食べてます。みたいな気分で、観ながら事態を消化しきれてない自分がいたので、明日は観る時間から逆算して徐々に気分を整えておこうと思う。
ユートピアとはどこか?と考えるとき、私にとっては、朝から晩までルビッチが毎日かかってる映画館のある街。というのが答えのひとつだったのだけど、実際そこに足を踏み入れてみると、リミットを軽く超えた幸福度を上手に受け止める術を持ってない。
「ルビッチ・タッチ」の書籍について耳寄り情報を書いておくと、シネマヴェーラ受付でも発売されており、映画館割引?で、1割ほどディスカウントされている。高い本なので…これから買う方は、シネマヴェーラがおすすめです!