銀座で観た、資生堂ギャラリーの展示が素晴らしかった。視覚化も言語化もしにくい香水の魅力を、テクノロジーも駆使して立体的に伝えることに成功している。
12/25まで
https://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/
最後の「ウィットと恋のかけひき」というエリア、「香水の魅力を引き出すインタラクティブなインスタレーション」とのこと、その場にいるだけで誰もがperfumeに見える一角であった。
フランス語で囁かれる香水のネーミング、漂うほのかな香り。意味深なネーミングは、ほとんどWorthというブランドの香水。ボトルに漂うルビッチ映画の小道具のような雰囲気とネーミングに興味を持って調べてみると、こんな記事に辿り着く。検索してもうまくヒットせず、唐突にamazonに商品があったりするのだけど、Worthは現在もあるのだろうか?
http://v.de.a.tsukuba-tech.ac.jp/connection/paris/reportage/01/worth1.html
5つの香水の名前を繋げると、1つの文章になるアイディア…素敵!宇宙モチーフ好きなので星のボトルに魅かれる。展示にあったのは20〜30年代の香水で、「軽はずみ」「あなたのもとへ」「再会の時」「いちずな願い」「さよならは言わない」…これだけで物語が出来そう。ルビッチならこれで映画を撮るだろうね!