日記のタイトルを考えるの面倒で、久しぶりに日付にしてみたら、もう12/7だなんて…ッ(声にならない叫び)!
先日、銀座は三州屋にて今年初の牡蠣フライを食し(軽く自慢)、お品書きを眺めたら…三つ葉おひたし、春菊のおしたし。おひたしとおしたしは何が違うのだろうか。同じ調理法なのだろうか。仏語のリエゾンのように、前にくる音によって、「お」の次が「し」になったり「ひ」になったりするめくるめく言語世界が江戸にはあって、何年住んでも余所者には変わりないから、私が知らないだけなのだろうか。
など、ぼんやり考えつつ12月のはじめを生きてるうちに、中国大陸で「君の名は」が封切られ、大ヒットしているとニュースで読んだ。友達は観たかしら?と久々に微信(we chat)をチェックしてみたら、「封切り日の第1回上映を観た!』と写真付きで載せていて、あなたそんなにミーハーだったっけ?と軽くツッコミながら読み、私は夏に観たヨーなどと反応してみた。
そして流れで読んだこちら、中国の公開事情について。興味深い。外国映画の本数に制限があるとは聞いていたけど、詳細は知らなかったので。
http://anond.hatelabo.jp/20161207001933
時折、異国の方に対して、あなたは何故その映画を観てるの?その日本のTV番組を知ってるの?と思うことがあって、よくあるのはヨーロッパの人々は、わりとダウンタウンのバラエティや「風雲!たけし城」をしっかり観ている、という意外性である。パリの友達の家に遊びに行って、これが面白いんだヨーと、延々とダウンタウンの何かをYoutubeで見せてもらったこともあった。そして笑い転がるパリジャン…。
中国の映画公開事情で思い出したのが、去年、映画祭で登壇した中国の若手映画監督が「マレーナ」を熱く語っていて、映画の中にも登場したのだけど、
こちらに書いた
http://cinemastudio28.blogspot.jp/2015/11/tiff2015.html
外国映画の本数が限られた中、「マレーナ」が狭き門をくぐり抜け、中国の青年たちの性を目覚めさせた…って興味深い。「君の名は」も意外な反応や、影響を受けた人々による新しい何かが生まれるとしたら、楽しみだな。