CINEMA STUDIO28

2016-12-26

活動写真



おそらく、後から振り返っても、私にとって特別な時間だったと思い出すだろう12月の隙間を、ハッピー・ハマグチ・アワーが埋め、文字通りハッピーにしてくれている。


慣れない東中野通いも、今夜の「天国はまだ遠い」「不気味なものの肌に触れる」の中篇2本立てで終了。次に行くのはまた何年後か、だろうか。家からも仕事場からも通うのは面倒だったけど、ポレポレ東中野は本当に駅前にあり、外に出るとこの風景。


濱口監督、すでに乗り物映画の巨匠の貫禄あり、どの映画でも印象的な乗り物の場面がある。以前、トークを聴いた時、



「映画は”活動写真”なのでスクリーンに動くものが映っていることで映画らしさが出てくる。低予算の映画の場合、人を固定してカメラを動かす、ということは予算上難しいので、公共の乗り物で撮影して、窓の外の景色がどんどん動いていく、という場面を撮っている」


と、説明していらしたのを、メモとして残していた。



東中野通いは終わりだけど、私のHHHは、まだ続くのよよよ。