CINEMA STUDIO28

2014-12-22

about "Studio28"

放置気味のBlogをリスタートさせたいけど、これまでのタイトルは何かもうフィットしない気がする。と、思ってたところ、

 

 
 
スクリーンでトリュフォーの「華氏451」を観て、こういう、その数字には意味がないけど、監督なりのこだわりがある記号的なのがいいな。と思った。王家衛における2046のような。
 
 
URLはずっと 好きな映画館、パリのstudio28に因みcinemastudio28 を使っており、別件の調べもので「映画で歩くパリ」を本棚から取り出しぱらぱら調べていたら、studio28はパリ最古の映画館だと何かで読んだ気がしたけれど間違いで、カルチェ・ラタンのstudio des ursulinesが先。1926年開業。2年遅れの1928年にstudio28開業と知った。そしてようやくstudio28の28って、開業の年だったのね…って調べればすぐわかることを知ったのだった…。
 
 
studio des ursulines も、現役
 
 
それでもstudio28が私にとって大切な場所であることに変わりなし。カフェスペース、屋根がテントみたいだったのが改装して立派になってる。子供向けにstudio28でパーティーしませんか?という上映つきプランまで載ってて、何それ羨ましい。今すぐパリのブルジョワジーの娘に生まれ変わってstudio28貸切りでパーティーしたい。

 
 
 
studio28について何も知らなかったな…と愕然としつつ更に調べてみたら、別のstudio28が真っ先にヒットして驚いた。アメリカ、ミシガン州ワイオミングに存在したstudio28は1965年開業、ピーク時は20スクリーンもあったシネコンで、90年に達成した1日の観客動員数16000人という記録は現在でも破られていないらしい。28th streetに因んでの命名。2008年閉館。
 
 
 

 

 

同じ名前でも各国の土地柄を反映した真逆の見た目と規模。第2のstudio28を知ったことで記号的な印象が増したことに気を良くし、studio28の名前でBlogをリスタート。パリでもミシガンでもない東京の架空の映画館studio28として、映画について書いていく予定。映画館はほぼ毎日オープンしているものだから、ほぼ毎日、映画について何かをメモしていければいいな、と考え中。ほんとに毎日…?