CINEMA STUDIO28

2016-08-12

1926





京都に移動。友達と待ち合わせ、四条大橋の袂、これまで何万回も前を通ったけど、入ったことがなかった東華菜館へ。数日前に思いついて納涼床を予約すべく電話してみたら、鴨川沿いのベストな席が満席で、5階のテラスの良い席を確保してくださったようで…






こんなエレベーターに乗り、いざ5階へ。






エレベーターのドアは手動で開閉。スタッフの方が乗り込んで操作。



東華菜館、1926年の建築。このエレベーターは1924年の製造で、日本に現存する最古のエレベーターとのこと。


と言われましてもピンとこないので、ググッと映画に引き寄せてみて、ルビッチのフィルモグラフィから、私が観たものを参照すると、


「結婚哲学」が1924年、エレベーターと同い年
「ウィンダミア夫人の扇」が1925年、エレベーターと建築の中間
「陽気な中尉さん」が1931年、
「極楽特急」は1932年!
「生活の設計」は1933年!


と考えると、いきなり重みを増す東華菜館の歴史の長さよ。ルビッチ映画に登場する建築、さすがに瀟洒だけど、東華菜館も負けていない。東華菜館でもルビッチは撮れると思う。写真が多いので、明日に続く…。


http://www.tohkasaikan.com/information/history.html