little shop of memorandom オープンしました。現在、欧州のヴァカンスシーズンで、フランスに住む友人たちが東京に遊びに来てくれており、私のmemorandom活動にも興味を示してくれているので、仕事帰りにSPBSで待ち合わせ、私は何を準備したのか、ここはどういう場所かを説明。
そして、昨日搬入の際、気になっていたあれこれをチェックする目的もあり。一番欲しかったモンローの本はもう売れており、私は写真の2点を購入。モンローの私物を写真集にしたらしき「MM PERSONAL」という美しい本を買えて、大満足。モンロー、洋の東西を問わず、あらゆる女優の中で、一番好きな人なのです。好きな女優は?と問われれば、迷いもなく、マリリン・モンローと答えます。
あれは確か2007年、フランスから帰ったばかりの私は、新たに仕事を始めるまでの間、隙間を見つけては映画館に通っていて、シネマヴェーラだったはず。何か、名作特集で、ウディ・アレン「アニー・ホール」と併映でビリー・ワイルダー「お熱いのがお好き」が始まり、モンローがスクリーンに登場した瞬間、すっかり恋をしていた。今までのところ異性愛者だし、これからもおそらくそうだと思うのだけど、スクリーンに映るモンローがあまりに眩しく、彼女とキスするトニー・カーティスには嫉妬すら覚えた。スターというのは性の垣根も壊して心を鷲掴みにする存在なのだな、と思い知った瞬間。
この本にはモンローのアクセサリーや、領収書、モンローが誰かに宛てて書いた手紙まで載っていて、そんなの、覗き見て良いのかな、と躊躇しながらも、じろじろ見てしまうだろう。