映画の日。「シン・ゴジラ」の2度目をMX4Dで。六本木で観るつもりだったけど開始時間が新宿の方が都合が良かったので、再びゴジラに襲われた映画館へ。ゴジラに続くこの通り、ゴジラロードという名前がついたみたい。英語表記もあるので、外国人観光客が指差してガッジーラ!って言ってた。石原さとみ口調で。
MX4D、初めての体験。
https://www.tohotheater.jp/service/mx4d/
椅子がもはや映画館のではなくアトラクションのがっしりホールド感ある椅子で、予告篇の段階からウォーミングアップのごとく揺れ始める。その段階でまだ照明は薄暗いので、前の列がぐわんぐわん揺れてるのが目に入って、凄いね!と期待感高まる。
本篇が始まってみると、ゴジラが海から陸に上陸すると、シュッと顔に水がかかり、メガネかけてる人はその都度拭かなきゃいけなくて大変では。ゴジラに攻撃を加える場面で激しくぐわんぐわん動くのは想像できたけど、対策本部を急ピッチで設える場面で、コピー機がずらずら並ぶショットや、パニックになった東京都民が満員電車に乗りこむ場面でもボコボコ揺れるのには笑ってしまった。映画のどの場面でどんな動きをつけるか設計する職業の人がいるのだろうけど、楽しそうだなぁ。
石原さとみが登場するたびに良い香りがする、という噂は自分なりに検証してみたけど、特に何も香らなかったように思う。そして私としては、前回IMAXで観た時の方が興奮した。MX4D、座席数が限定されるので相対的にスクリーンが小さいのがちょっと残念。その点、3列目ほどの前列でIMAX画面に包まれ、東京が破壊される様子や閣僚のおじさま方の皺をしみじみと眺めるのは、とても迫力があった。座席の揺れも、他の映画の予告篇の時が最も激しく、シン・ゴジラ本篇ではさほど激しく揺れなかったように感じたのは、物語に集中していたからだろうか。ソフトなマッサージチェアに座ってるみたいで、観終わると、身体がほぐされて夏の疲れがちょっととれたわー(肩を回しながら)という別の体感があった。
しかし2度目もとっても面白く、ソフト化されたらまた何度も観てしまうだろう。Blu-rayの映像特典にも期待!私が好きなキャラは、オーソドックスながら矢口蘭堂。彼が、例えば佐藤浩市みたいな昭和の香りが残る男じゃないところ、あの線の細さが、物語の魅力を支えていると思う。
そのうちロケ地、科学技術館に必ずや行くだろう。サイトに、監督のインタビューあり。
http://www.jsf.or.jp/info/2016/08/shin-godzilla.php
ミュージアムショップ、宇宙好きの私には、欲しいものがたくさんある…!
http://www2.smsi.co.jp/museumshop/products/list.php?category_id=8