今日の映画/映画館。「ハッピーアワー」楽しみにしていたので初日に。なにしろ全3部・5時間17分あるので、そして終了後、下北沢へ監督のお話を聞きに行ったので午後はずっとこの映画の時間。最後に行ったのがいつだったか忘れるほど久しぶりに下北沢に行き、監督の話はとても興味深かったけど(お話上手)、場の空気感が苦手な感じで、やはり下北沢、ほとほと縁のない街であるな。長さを感じないから良い、というものでもないけど、今年はたくさん長い映画を観た中(2月のSHOAH遠足が懐かしい)、この映画は最も時間の長さを感じなかった。物語が展開する第3部より、第2部の後半が好きだったな。あれこれを書いた後にまた思い出して何か書く。師走の時期に5時間超えは薦めにくいけど、鑑賞というより体験に近く、体験して良かったな、と思ってる。「ヴィクトリア」といい「ハッピーアワー」といい、映画に流れる時間って何なのだろうか。