1月、こんなに映画を観るつもりはなかった。のんびりするはずだった。後半、怒涛の(大袈裟)渋谷通いになったのはオリヴェイラのため。特集自体は金曜まで続くけど、都合がつかないので私はひとまずオリヴェイラ納め。
ユーロスペース、昨日ずっと満席立ち見だったせいか、今日はさすがに大きなほうのスクリーンに移ってた。満席じゃなかったけど、9割がた埋まってたかな。オリヴェイラ、あまりソフト化されていない(過去に出たDVDが値段高騰してる)ものが35㎜フィルムで観られるし、まとまった特集上映がありそうでない人だからかな。何かしら映画好きを熱狂させる要素をたくさん持ってる人だと思うので連日満席の人気も納得。今日は「過去と現在 昔の恋、今の恋」「春の劇」を観た。今回のプログラム、「階段通りの人々」だけ未見なのが心残りだけど、川崎に巡回した時につかまえられるかなぁ。夏にあるという第2弾、今から楽しみ。
最終週、あえてお薦めを書くとすれば、「カニバイシュ」で唖然として、トリの1本「アブラハム渓谷」で、うっとりしっとりと特集を締めくくるというコースを推奨したい。
オリヴェイラの写真を探すと、どれも素敵で迷いながら選ぶことになる。映画はもちろん、本人もフォトジェニックな人。