CINEMA STUDIO28

2016-04-28

2016/4/28

 
 
去年の夏、友達と食事に行った北京の路地で。犬のような動きの猫だった。犬のように人懐こかった。
 
 
毎年のことながら、2月あたりから4月後半、GW前のこの時期までの記憶が薄い。何もしていなかったように思うけど、手元には終わらせたらしい成果物がたくさんあることに驚く。仕事の資料も仕上がっているし、何人かに手紙を送った形跡もあり、原稿も書き終わった。冬眠してる間に小人さんが片付けてくれたのかな…と本気で考える。1年をここで仕切り直せることがありがたい。書く余裕がなかった映画の感想も、いくつか書けるのではないかと思う。
 
 
5月〜6月、「ハッピーアワー」が名画座に巡回するのを、半日分の時間をやりくりして、どこかでまた捕まえられたら嬉しい。あれは舞台挨拶だったか何かで読んだのか、濱口竜介監督が役者たちに「撮らせて貰えて幸せでした」と言っていたのが印象的だった。監督は何年かおきに転居し、その場所で映画を撮るスタイルだそうで、現在はアメリカにいるらしい。