「インターステラー」に続き、私の好きな宇宙映画を家のスクリーンで友達に見せる会・第2弾は「ゼロ・グラヴィティ」。公開時、ヒルズのスクリーン7で観て→早稲田松竹で2度目を観て→今日で3回目。どんどんスクリーンは小さくなる。
「インターステラー」の前は、相対性理論、ワームホール、観る前に読むべき知識を網羅したサイトのURLを友達に送ったけど、「ゼロ・グラヴィティ」は予習は不要。セリフも少なくてもはや覚えてるぐらいだけど、登場人物を絞り、専門用語も排除して物語をシンプルにするかわりに、演技と視覚効果と音響で進行させる、実に映画らしい映画!と、3度目もやはり胸に迫るものがあった。
「オデッセイ」を観た後も思ったこと。アメリカの宇宙映画、宇宙に取り残された人間を生還させるため中国と協力する描写は、中国の巨大映画マーケットへの目配せなのだろうか。サンドラ・ブロックが最後に乗り込んだ「天宮」内を浮遊して移動する時、ふわふわ漂う卓球のラケットとボールが映るの、観るたびに細かさに笑ってしまう。