CINEMA STUDIO28

2016-06-30

上半期




本棚に飾ってる若尾文子映画祭特製カレンダー、本の隙間に紛れ、5月のままだったのをようやく6月にしたのが1週間前。
「最高殊勲夫人」の大好きなラストショットだったのに….しょんぼり。そして気がつけば1年も半分が終わる。


体調を崩しがちだった昨年を反省し、仕事帰りに夜遅くまで映画を観ることも極力控え、体調を整えることを最優先していたし、3月4月は相変わらず目の回る日々で、あまり映画、観なかった半年だったなー。と、記憶を辿ってみると、若尾文子映画祭アンコール上映での映画初めを皮切りに、スターウォーズやミッション・インポッシブルの過去作を全部観た上で新作を観に行き、ユーロスペースでのオリヴェイラ特集、アップリンクでようやく観たTHE COCKPITも記憶に残ってるし、はたまた家でコツコツ上映したジョニー・トー、新作はキャロル、オデッセイ、レヴェナントその他いろいろ、岩井俊二、アメリカから来た友人と日本っぽいきっちりした運営の新文芸坐でハッピーアワーの2度目を観たのも思い出深く、満席の熱気の中でFAKE、ロメール、フランス映画祭まで…いろいろ観たのを忘れていただけだった。


ここでさらっと触れて下半期に移行しても良かったのだけど、案外覚えてるので、記録していないものを今後短くでも記録していこう。


振り返って、特に好きだったのはジョニー・トー「スリ」(DVD鑑賞)、「ハッピーアワー」は2度目でも今年ベストになりそうな映画で、そして半期珍品大賞はオリヴェイラ「カニバイシュ」だったことを、ひとまずメモして、上半期よ、さようなら。