注文した「ディストラクション・ベイビーズ」のオフィシャルブックを受け取る。映画館でパンフレットとして売られているものと同一のはず。
期待していたシナリオは、セリフは少ないのだけど、ト書きが意外なほどびっしり書かれており、しっかりボリュームがある。読んでいるとスポーツの実況を文字で追ってるような気分に。キャスト4人のインタビュー、みんな言葉選びがしっかりしててクレバーだなぁ。菅田将暉くんのインタビューを、商店街の場面で彼が喋りすぎるのはアドリブだったのか…!と巧さに驚き、この映画を「アーティスティックで美しい映画」と語る素敵さ。その後に「暴力まみれですが、暴力を肯定しているわけではありません」と続けるバランスの良さ。
スタッフの方の対談も読み応えがあって、オール松山ロケで、現地の人々の協力を得て出来上がっていく様子が興味深い。助監督が「毎晩、客としてキャバクラなどの店に行って、女の子たちにビラを配ってラインを交換しました。お金はかかりましたが、撮影の時には彼女たちがフルセットアップで来てくれました」とか…!喧嘩のシーンは「ハードなので1日1戦にとどめたかったけど、日程的に昼と夜1戦ずつのダブルヘッダーになりました」とか…スポーツか!
今年は私にしてはパンフレットをよく買ってる年で、邦画が多く、それだけ豊作ということなのだろうけど、このオフィシャルブック、2016ベストパンフレットかも。800円で大充実。
http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=772
そして帯にあったQRコード、ん?と見てみると、LINEスタンプがあるらしい。検索すると、
あった…!使ってみたいけど、LINE、コミュニケーションが簡単すぎて会話が永遠に終わらない感じが苦手で、そうならない可能性の高い場面(仕事とか)でしか使わないので、ディストラクションスタンプ、使う機会なさそう…。どやった?とか、柳楽くんの凄みごっこ、してみたいけど…。