CINEMA STUDIO28

2016-02-15

2016/2/15

 
 
昨日の映画/映画館。特集上映があれば渋谷や新宿まで行くけど、できるだけ日比谷・有楽町・銀座界隈で観たい。家から近いし、観客も落ち着いてて静か。設備は新しくはないけど、一昔前の、夢のあるちょっとゴージャスな内装もいい。待望の「キャロル」を観ることにして、久しぶりにみゆき座へ。
 
 
宝塚劇場があるこの界隈、宝塚スターの出待ちをしている人たちも多い。ずいぶん前、赤いコートを着て映画館に急いで向かっていたら、出待ちの人々が何かのテーマカラーなのかみんな赤い服を着てビシッとスターの到着を待っていて、なんだか私もその一員みたいな格好だわ…。いえ違うんです。出待ちじゃないんです。映画なんです。と、心の中で言い訳めいた説明をしながら逃げるように通り過ぎたことあったな…。
 
 
封切られてすぐだからか、やはり映画館は冬の季語なのか、混んでいた。次の回は満席だったらしい。帰宅して、原作者のパトリシア・ハイスミス自身の実話だったと知り、その事実を知った自分で今すぐにでもまた観たいし、原作も読んでみたい。文庫が発売されていて、翻訳された方のブログがこちら。