本日、打ち合わせ。
「生活の設計」というタイトルの汎用性の高さ。ルビッチ、名付けの天才!と思っていたけど、これはもともとお芝居を映画化したものだからタイトルもルビッチが考えたわけではないのだな。手元の「ルビッチ・タッチ」著者ハーマン・G・ワインバーグは映画の方は「いつもの妙技の再現はならなかった」と、お芝居の方を褒めている。映画については、
「私の脳裏にはこれぞ”ルビッチ・タッチ”と呼べる一瞬がよみがえる。それはミリアム・ホプキンスが絶望を装って長椅子に身を投げ出すところ---そのとき、その見せかけの演技を見透かすように、長椅子から一陣のホコリが舞い上がるのだ。」
私もあの場面好き!無理な願いだけど、こんなこと書かせるなんて、お芝居の方はどんなに素晴らしかったのだろうか。30年代にタイムリープして劇場に行きたいよ。