CINEMA STUDIO28

2016-11-19

Filmex!




2週間以上のブランクの後に映画館に復帰(涙)。東京フィルメックス、オープニングは日劇。スクリーンも大きく、シネコンだから観やすくて(比較対象:朝日ホール)ありがたい。



オープニング作品はキム・ギドク「THE NET 縄に囚われた男」で、監督から、幸せな週末の夜に重い映画を観せてしまって…とコメントがあったように思うけど、会場の大半が、キム・ギドクの映画を観る覚悟なんてとっくに決まってる人々だろうから、何を今更おっしゃる?と思いながら聞いていた。



映画はとても素晴らしかったのだけども!今夜はそれ以外に要素が多すぎる。審査委員長(イギリスの映画評論家)の挨拶。何年か前に東京国際映画祭に参加した時は、SHINZO ABEが、少年のようなアイドルグループのメンバーに囲まれて、COOL JAPAN!と挨拶していてとっても奇妙だったけど、フィルメックスはそんなところがなくていいね!と、まさかの東京国際下げ、フィルメックス上げコメント、パンクであった。写真中央の方。




それからキム・ギドクの登場時に抱きついてプレゼントを渡し、あまりに興奮した様子に退場時はスタッフが制止するほどの激烈なキム・ギドクファンが会場にいて、あまりのパッションに呆気にとられた。会場の、彼女の周りだけがジャニーズ・コンサートのような熱気を帯びている。行ったことないけど。キム・ギドクがそんな愛の対象になる人だとは想像もしていなかったけど、対象になるんですね、失礼しました。ファン心理というものを今ひとつ理解していない、そんな感情が限りなくゼロに近い私は、自分にないものを大量に持っている人を目の当たりにし、あまりのことに何の感情も湧かない、心が空白という事態に陥った。誰に会ったら、あんな気持ちになるのだろう。触れただけで崩れ落ちそうな…ハーバート・マーシャル?故人である。川口浩?…故人である。



フィルメックス、あれこれの都合をつけて何本か観る。
http://filmex.net/2016/