9月26日、早起きして移動。映画のスケジュールを調べて、10時頃に茅野に着く列車を。と、みどりの窓口で言ったら、偶然にも「8時ちょうどのあずさ」だった。
懐メロ番組で聴いたことのある、サビしか知らないあの歌。ダイヤ改正により8時発は、あずさ2号ではなく、スーパーあずさ5号に変わったらしい。そして「あずさ2号」について調べてみると、都会で長く暮らした恋人と別れ、若い男と東京を出る女の歌…らしく、そんなシチュエーションには、夜の列車のほうが似合うのでは…?と思ったのだけど、早朝出発らしい。こう、気持ちから逃げるように断ち切るように街を出る、のじゃなくて、きっぱりした旅立ちだったのかな。と、見知らぬ女性の気持ちはわかりませんが、同じ時間の列車に乗った私が言えることは、「早起きですね、あなた」ということ。
茅野駅に到着したものの、右も左もわからない私は、映画祭関連企画なのか、駅ナカで縁日のようなものの準備が始まってて、そこにいらした方に新星劇場に行きたいのですが…と聞いてみると、駅周りの地図をくださって、丁寧に教えてくださった。右に行けばいいのね!と、わかったので、そちらに歩いて行くと、3分ほどで到着。
新星劇場、この街で唯一の映画館。 昭和32年開館。
これを読むと一番最後に閉館した、って書いてあるのだけど、普段はもう営業していないのかな…?
チケットは4回券を購入。4回分で3000円。これで観る予定のものは全部観られる。しっかりしたパンフレットと、映画祭のポストカードもいただき、いざ、中へ。
中はさっぱりした内装ながら、ところどころレトロ。御手洗のフォント!
スクリーンはしっかりした大きさもあり、スクリーン前の舞台も十分な広さ。松竹と茅野市からの花も飾ってあって、映画祭気分!そろそろ1本目が始まる!続く。