CINEMA STUDIO28

2015-07-24

中国电影博物馆 1 / 电影诞生

 
 
北京。車で連れてきてもらった郊外にある中国电影博物馆、2005年、中国映画の100周年を記念して作られたらしい。IKEAのような巨大な規模なのに、なんと入場料無料。事前に予約せよ、とサイトでは書いてあるのだけど、予約なしでも入れた。誰にも入場を確認されなかった。
 
 
 
 
入ってすぐの場所にあったポスター群は、去年公開された中国映画ということなのかな…?日本で観られるのは一部だろうけど、比較的新しめ。私が観たのは下段中央の「黄金時代」、これ何故ハングル版ポスターなのだろう…。去年の東京国際映画祭で鑑賞。それから今年観た「薄氷の殺人」のポスターもあって、これ観たよ、と友達に言ったら、友達はさほど映画に興味のある人ではないけど、それでもこの映画のことは知ってる、と言っていた。内容まで知ってるようで「あらすじ読むと、怖そうだったから観るのをやめた」とのこと。ホラー映画ではないけど、美女の周辺で次々に人が殺されるサスペンス。
 
 
いざ、展示エリアへ。
 

 
 
映画の誕生から説明。リュミエール兄弟の上映風景。マダム・タッソーっぽい人形が…あなたがリュミエールさんでしたか!
 
 
 
 
工場から人が出てくるあの最初期の映画。あ!と思ったのは、この上映風景、スクリーンの横に伴奏者としてピアノとピアニスト(人形)があったこと。
 
 
 
 
映画撮影機(シネマトグラフ)は、フランスのリュミエール基金会による複製とのこと。
 
 
 
 
世界の映画の誕生の後は、中国での映画の誕生について。前日に行った映画館で学んだとおり、最初の映画は1905年「定軍山」。
 
 
 
 
「定軍山」のマダム・タッソー的撮影風景がこちら。友達と私にとって意外だったのは、こんな郊外の博物館、誰もいないでしょ!とタカを括っていたら、外国人観光客、学校から連れられてきた学生の団体など、けっこうな人が来ていたこと。写真が山ほどあるので、さらに続く…。