CINEMA STUDIO28

2015-07-29

中国电影博物馆 6 / 精武门

 
 
北京。中国電影博物館、見覚えのあるゾーンに。ということは、中国大陸の映画は、第5世代の紹介までだったのかな。その後の、贾樟柯(ジャ・ジャンクー)など見かけなかった気がするのだけど。
 
 
北京ダック食べながら友達に、映画が好きだから博物館に行きたいと言うと、中国の映画、何を観てるの?と言われたので、贾樟柯とか。と言うと驚かれた。日本で映画好きな人々は彼の新作楽しみにしてて、全国公開されたりするのよ。と言うと、さらに驚かれた。友達曰く、国際映画祭に出品するのが好きな人で、いろいろ賞を獲ってるのはニュースで知るから名前だけは知ってるけど、映画館にかかってるのを見かけたことはない、とのこと。中国人で彼の映画を観る人は少ないだろう、と。日本では人気があって、去年の東京の映画祭(フィルメックス)では審査委員長だったよ。と言うと、彼は中国で評価されないから外国に行くのが好きなのかもね!と、なかなかの言われようだった…。去年、フィルメックスで観た贾樟柯を追ったドキュメンタリーでも、自分の映画がなかなか上映されず哀しい、って本人も言ってた。なかなか公開されないので、彼の両親も、息子が有名な映画監督になったことが信じられず、初めて公開されて両親に観てもらうことができたのは「プラットホーム」だったって言ってた記憶。たくさん賞を獲ってるのだから、博物館でも紹介があってもいいものの見事な無視されっぷり。博物館は2005年に開館したから、開館後の映画人たちをフォローできていないだけなのかも。
 
 
香港、マカオ映画の展示室では、ブルース・リーが立体的だった。「燃えよドラゴン」、中国語で「精武門」っていうタイトルなの、初めて知った。
 
 
 
 
ここから先は、見覚えのある映画が多いゾーンに突入。