今日は夜、1960年の日本映画「観賞用男性」を観に行こうかと思っていたのだけど、体調いまいちすぐれずパス。4年ほど前、神保町シアターで映画とファッションについての特集があった時に観て、キュートさに心躍る映画だったのだけど。女性ばかりが鑑賞対象になるのはいただけない、男性だって装うべきです。と西洋帰りのデザイナー(有馬稲子)が主張して、珍妙な衣装ばかり男性に着せる映画だったような…。ソフト化されていないはずなので、またかかったら観に行こう。あの特集は、この映画と、「華麗なる闘い」という有吉佐和子原作のオートクチュールの世界を舞台に女同士が火花を散らす物語が特に面白かった。
後半は、東京国際映画祭に集中したいのだけど、シネマヴェーラのロードムーヴィー特集や、アンスティテュのアラン・ドロン特集など、同時にある特集も気になってたのだけど、ヴェーラは特に観たかったロッセリーニの「イタリア旅行」が差し替えで別の映画になったらしく、アラン・ドロンもさすがに来日はしなかったので、今年は心置きなく映画祭に集中できそう。思い起こしてみれば、去年の10月は、トリュフォー特集でレオーが来日して東京の映画好きは大騒ぎだったのだった…(遠い目)。レオーの舞台挨拶は、運良く2度も見ることができた。
連休は何を観ようかな。Bon week-end!