1月3日、日光に行った。はじめての日光。東照宮は猿や猫など動物モチーフが可愛いほかはひどく悪趣味だと思ったけど、凍えながら見た華厳の滝は紅葉の時期にいつか再訪したいな、と思った。湯葉料理を食べ、お土産に金箔入りカステラを買った。
2015年初雪は新年3日で。寒いとは聞いてたけどピンとこず装備に頭がまわってなかったので足元が脆弱。こんな山の中腹まで電車とバスを乗り継ぎ、Suica1枚で来ることができて驚き。ペンギンの営業力よ…。
東京は映画祭がひとつ去ると新たな映画祭が間近に発生してる映画銀座で、もろもろの合間にそういう場所にひょこひょこ行ってるだけで幸福度が上昇するけど、山手線内側でぐるぐるしてるだけだし、気がつけば夏から東京を出ていない。日光、極寒の上に東照宮は悪趣味だけど(何度も言う)、雪山の空気が美味しく、山肌を眺めていると「妻は告白する」はどこで撮影したのだろう…など想像をめぐらすことも可能だったので、今年はあちこち行きたい。映画がらみの旅ならなお良い。
今とりかかっていることが終わったら(…5月?)行ってみたい候補は、新潟。映画館の歴史について書かれた本を読んでいて、日本にあまり古い映画館が残っていないのは家屋も長持ちしないし、災害も多いしという環境要因もあるのだろうか…と思っていたのだけど、新潟に日本最古級の映画館があって、なんと現役ということを知った。高田世界館、という名前もいい。その頃には何か上映イベントがありますように…。
昨日「FORMA」のサイトを見ていて、立誠シネマでも上映があり監督が登壇したと書いてあった。京都、木屋町あたり、高瀬川沿いの立誠小学校が廃校になった跡を利用しているらしい。大学の頃、ここの校庭でファッションショーのような何かを観た記憶があるけど、あの頃すでに閉校していたのだな。便利な場所にあるし、活発に上映してるし、ここで何かを観るのは難しいことではなさそう。
京都、通ってた映画館はずいぶんなくなったみたいだけど、みなみ会館がリニューアルしてずいぶん雰囲気が変わったようなので、そちらも行ってみたい。