仕事しながら、キーを打つカタカタ音の大きさに体調回復の兆し。食欲も戻ってきた。よかったよかった…。
今日ようやく知って驚いた。去年夏に閉館した新橋文化劇場を運営されてた方(支配人?)、秋田・大館の古い古い映画館、御成座に今はいらっしゃるとのこと。御成座、閉館していたのが去年復活したらしく、ちらっと知ってはいたのだけど、新橋と秋田が繋がるとは思ってなかった。新橋文化劇場といえば、立地、プログラムに加え、狂気の宿るTwitterが素晴らしかったのだけど、
あの文体は御成座のBlogでも健在!読めなくて数ヶ月寂しかったよ…。
とは言え、新橋文化劇場、一貫して「壊館」という表現を使っていたので、 そのうち少女漫画に出てくる男の子風情の照れた表情で「俺、壊館って言っただろ?閉館って言わなかっただろ?あれわざとなんだぜ」って新橋の別の場所に復活してくれるんじゃ…。と淡い期待を抱いてたのは、打ち砕かれた。立地や内装もさることながら、新橋の魅力はプログラムだったのだ。中の人が残っていれば、あの華麗なプログラムセンスを東京でまた発揮してくれるって勝手に信じてた。
でもま、秋田に行く理由もできたことだし、御成館、楽しみ。この御成館、閉館してからなんと売りに出てたらしい。住居を探していた映画好きの方が偶然見つけて、買うのは無理だけど…と交渉して賃貸にしてもらったのだとか。事務所兼住居としてご家族で住まわれるうちに、映写室がまるごと残ってるのを発見して、映写技師を探して現在に至るとか。そのあたりのいきさつは、ここで読んだ。
「はじめはプライベートシアターとして映画館でDVD鑑賞」って…贅沢!そして映画館と住居の住み分けはどうなってるのかしら。 映画祭や特集上映で週に何度も同じ場所に通うとき、あ、ここに布団敷いて寝たい。って思うことあるけど、世の中にはそれを実現してる人がいるのね。東京にずっといて、あと何ヶ月か出られない様相だけど、今年はいろんな街で映画を観たい!