シネマヴェーラ渋谷でのルビッチ特集、第2クール(と、私が勝手に区分)の作品、観終わり。今日は「極楽特急」「ニノチカ」の、この特集きっての山場だったせいか?朝から満席、立ち見も出る盛況。こんなに多くの人がルビッチを熱望していたのだから、シネマヴェーラ渋谷は、年に1度はルビッチ特集組んでほしいな。まだまだかかってない映画はあるのだし。そしてラストシーンを気持ちよく迎えた後に出る、字幕制作 シネマヴェーラ渋谷 の文字を今回、何度も目にしていて、いったい何本新たに字幕をつけたのだろう?と思うと、本当に感謝しています。
第2クール、私が観たのは「男になったら」「天国は待ってくれる」「陽気な中尉さん」「青髯八人目の妻」「極楽特急」「ニノチカ」の順で、どれも最高、「ニノチカ」なんて今年に入って見たばかりなのに相変わらず最高だったけど、この中で一番をあえて考えると「陽気な中尉さん」だろうか。ルビッチお得意の三角関係の行く末、あんなにかっこいい、関係からの身の引き方があるのだな、と何やらクローデット・コルベールから多くを学んだ気になった。
数日休憩をして息を整え、最終クールに待機。