東京へ戻る。夜の予定がいくつか流れたので、ルビッチ特集に復帰。ドイツ時代のサイレント「男になったら」を何年ぶりかに観たら、あいかわらず主演のオッシ・オズヴァルダが強烈な個性。過去に何作かオッシ・オズヴァルダをヒロインにしたルビッチ・サイレントを観ており、ルビッチ・ドイツ時代のミューズみたいな人なのだろう。
写真を拾ってみると、どれも表情がやんちゃ。戦前のサイレント時代、こんな面白い女優がいたのだなぁ。ルビッチはさすがに発掘するなぁ。
微調整のきく表情筋を持つ女。目もと、口、鼻、輪郭、体型…見た目すべてに特徴を持ち、画面に映るだけで面白い。
この写真、犬は真顔なのがいい。
これは見逃し続けてる「花嫁人形」かな?今回の特集、うまくいけば1本除いて全部観られそうなのだけど、唯一観られないのが、またもや「花嫁人形」。人形に化したオッシ・オズヴァルダ、本当に観たいのだけども。