CINEMA STUDIO28

2015-05-07

Loubitsch & mode...encore!

 
 
書籍「ルビッチ・タッチ」をウキウキしながら読んでるけれど、衣装についての言及が少なくて残念…の続き。読みたいと思うものがこの世にないのなら、自分で書いてみるのはどう…?という気になっている。memorandom精神であろうか。シネマヴェーラの特集・第1クール(終了)では、「結婚哲学(1924年)」「君とひととき(1932年)」、同じ物語をルビッチがセルフリメイクした2本を見比べる贅沢な上映を堪能したけれど、わずか8年の間で女性のファッションが進化していることに驚いた。
 
 
 
 
何に驚いたかというと「君とひととき」の衣装にジャンプスーツがあったこと!ジャンプスーツってそんな時代から存在するんだ…って驚いたのだけど、Lee Miller(マン・レイの愛人だった女性)の素敵な写真(↑)で見ていたジャンプスーツもクレジットを見ると1930年だった。
 
 
ディートリッヒとトラヴィス・バントンの関係ももっと知りたいし、服飾史の本もちゃんと読みたいと思ってたから、長い目で、何らかのアウトプットに向かう。ということを念頭に置いて、ちらちら読み進めてみようかな。
 
✳︎ 写真上は「文化学園服飾博物館コレクション ヨーロピアン・モード 18世紀から現代まで」の図録。写真が多くて楽しい。何年か前だけど、展示も観に行った。