茅ヶ崎館。茅ヶ崎駅から海の方角に歩いて20分。タクシーなら3分という選択もあったけど、慣れない街を歩くのは楽しい。暑いけど…。
玄関で、ごめんくださーい!と大声で声をかけても無人状態、呼び鈴もなかったので、まことに勝手ながら上がらせていただいて待合のような部屋で待つ。ほどなく宿の方がいらして台帳に記入したり。ピアノも好きに弾いていいですよ、と言っていただいたので、我々一行の1人がピアニストのため、到着の歓びを1曲お願いします。とリクエストして弾いてもらう贅沢。
この部屋、さながら小津博物館のようで…
監督と茅ヶ崎館の関係についての説明と写真
宿にゆかりのあるたくさんの書籍。
「小津安二郎と茅ヶ崎館」という本は、私も図書館から借りたばかり。
ガラスケースの中には小津監督のピケ帽や、お猪口
東京物語の宣伝用台本、映画の写真
昭和初期頃、茅ヶ崎館の扇子
冷房のない頃、「東京物語」でも団扇や扇子がよく登場していたなぁ
愛用の品々
生誕100年記念、偲ぶ集い、
「飯高オーヅ会」と書かれてるのが気になる。オーヅ…
小津監督が逗留されていた頃から、この部屋がこのような内装だったのかはわからないけど
家具も照明も、小津映画のセットのよう。