茅ヶ崎館。いよいよ二番の部屋見学。小津監督が長い間、毎年逗留して脚本を書いたという仕事部屋。
布団が敷いてあったので全景を撮らなかったのだけど、8畳ほどの意外に小さな部屋。
角部屋で窓が2面あり、庭が見える。
大監督なのだし、一番広い部屋を使うのかな?と思えば、
一番広い部屋(隣の三番)は、大女優などが来た時のために確保していたのかな。
仕事するにあたって、狭いほうが落ち着くということもあるし、
監督の気にいるサイズだったのだろうか。
どの家具もそれなりに古いけど、どれが小津監督の時代からあったのかなぁ。
我々の部屋の用途的には不要だったので、しまってあって重そうな机。
年季が入ってる。もしや、ここで…?(妄想)
滞在が長期に渡ったので、茶箪笥、食器、七輪、火鉢を持ち込んで自炊をしていたとのことだけど、
部屋にあったのは火鉢だけ。もしやこの火鉢が…?(妄想)
そして部屋で料理をしたらしいので、天井には当時、監督がつくった
油染みが残っていると宿のサイトに書いてあったので、
あれかしら、もしくは…あれ?など、指差しては、うんうん言って写真を撮る我々。
その姿は余所の人が見たら、限りなく「現場検証」に近かっただろう…。