CINEMA STUDIO28

2015-03-18

Best flyer of the year?

 
 
家にいる時間がなさすぎて(仕事の時間が長くて)わたわたする季節が始まっており、しばらく続きそうで、ああ…映画館に行きたい…。こんな時期はちょっと先の未来に楽しみをぽんぽん置いておくと精神状態を良好に保てるってもう知ってるので、来たる4月の上映情報が薬みたいに効いてる。
 
 
海外の映画祭での受賞情報や、あの監督が新作撮ったらしいよってニュースなど知ったところで、いつか東京で観られるといいな・・って遠い目するだけだけど、封切り日が決まり、チラシが散らされはじめると、おお!ついに!って俄然楽しみになってくるから、紙一枚とはいえ、モノの重みよ。と思うし、チラシ文化なくなってほしくないなぁ。
 
 
最近もらって嬉しかったチラシはグザヴィエ・ドランの新作「Mommy」のもの。カンヌで審査員特別賞をゴダールと同時受賞し、フランスの封切りでは同じ日に公開された「ゴーン・ガール」を抜いて動員1位とのこと。アスペクト比が1:1の正方形、Instagramの動画みたいな映画らしいから、チラシも正方形!チラシではじめてあらすじを知ったけど「2015年、架空の国、カナダで起こった現実・・」って、SF風味なの?「こいつ、映画、変えそうだ」ってコピーのセンスはどうかと思うけれども、期待がそれを補って余りあって、このチラシ、年間ベストチラシ候補、今のところ。