わぁ、びっくりした。2018年、TOHOシネマズ日比谷ができるかわりに、シャンテと日劇が閉館とのこと。まだ先の話。って思っていても、あっけなくその日は来るのだろうな。
去年「インターステラー」を観ようと思って時間を調べていたら、ちょうどその日がフィルム上映での最終日で、最終回に駆け込んで観た時、つい最近までフィルム上映しかなかったのに、フィルム上映が珍しくてイベント化するまであっという間だったな…と、展開の速さに薄ら怖くなった。
最有楽座が閉館した時、テナント自体の建て替えにせよ、東宝のお膝元だもの、日比谷・有楽町界隈の映画館は一気に閉館してシネコンになるのでは…と思っていたところだった。シャンテと日劇、どちらも好きな映画館で…というより、あまりに日常の一部なので好きかどうか考えたことすらない場所で、映画館の新陳代謝がいよいよ自分の生活に差し支える事態になってきたということか。シネコンは設備も良くて快適だから嫌いではないのだけど、あの界隈をぶらぶらしながら、どこで何の映画を観るかぼんやり考えるのが好きなんだよう。しょっちゅう行くのに時々、名前と場所が頭の中で絡まって整理できなくなって、iPhoneで調べて辿り着いたりして。
日劇は名前が好き。日本劇場の風格?の名残りというか。昔の映画で日比谷界隈が映ると当然のように日劇が映ったりしていた。シネコン以外にも映画館があった。と懐かしく話すようになるのは、遠い未来の話ではないのだろうか。