CINEMA STUDIO28

2016-07-10

2016/7/10




週末学習。東大研究博物館のレクチャーシリーズで遠藤秀紀教授のお話を。鳥の体が飛ぶためにどのようなデザインを持っているのか、というテーマで冒頭、鳥の3種類の骨が回覧された。腰仙骨と私。驚くほど軽量で、飛ぶための工夫としての軽量化であり、そのように進化できたからこそ鳥が種として生き延びた、ということ。


「鳥の飛翔美 それは機能を独占した”かたち” かたちには強烈な意味があり、デザイン(意匠)として世に送り出される。」同じ日本語を話したとしても、専門分野によって使う言葉はまるで違う、ということがいつも興味深いのだけど、飛翔美、言葉は初めて目にして新鮮。洋服にしろ、インテリアにしろ、人間関係にしろ?まず造形として美しいことが前提で、なおかつ合理的であることが好きなので、私の骨好きの理由は、遠藤教授の言葉を引用すると「理と美」の共存、両立という言葉で説明できるように今のところ思う。


鳥が好きという理由ではないけど、ヒッチコックで特に「鳥」が好きで、考えてみれば60年代、あの映画の鳥はどうやって撮ったのだろう。一部が本物で大半は模型…?