先日、打ち合わせに行った場所からオリンピック競技場の更地がよく見え、人が揃うまでの間、物珍しくて写真を撮らせてもらった。ここで働く人たちは日に日に競技場が出来上がっていくのを定点観測するんですね、と言った。
昨日の世界最速?ネット回線に続き、今日は注文していた複合機を受けとり、PCに向かう私の背のあたりに配置した。環境を整える作業はこれでひとまず終わったかな。長らくプリントアウトの必要を感じていなかったから、前にプリンタを持っていたのは、たくさん書いてたくさん提出する必要のあった頃…と思い出してみると、もう10年前だった。10年の間にプリンタは小型化し、さらに大きさを感じさせないデザインが研究され、何もかも快適に進化を遂げ、価格もずいぶん下がった。10年でこんなに変わるのだ、そして10年はあっという間に過ぎる。競技場なんて、あっけなく建つのだろう。
先日トークを聞いた写真家の女性は、自然光で、カメラの設定もオートで、三脚も使わず、ビックカメラでフィルムを買いビックカメラで現像するとのことで、写真の素晴らしさからもっと大仰でこだわりの撮影をイメージしていたので意表を突かれた。あるものでなんとか工夫する姿勢は女の料理って感じだな。と思ったことを、朝日新聞webで週末掲載されるのを楽しみにしている西川美和監督のエッセイを読んで思い出した。男がたまにやる料理。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12471047.html
*全文を読むには登録(無料)が必要です