CINEMA STUDIO28

2016-07-19

ちらしみ




春はさほど眠くなかったように思うけど、このところ、狂おしく眠い。季節だけではなく、あれこれの変わり目は眠気が増す、という説があるけど、ほんとかな?連休は「河口」と、もう1本映画を観たほかは、8月初頭までに片付けなければならない物事の多さに怖気づき家に篭り、それらを片付ける…前に、部屋を片付けた。よい心がけ。



もう1本観たのは「映画よ、さようなら」というウルグアイの映画。フィルムセンターでチラシをもらい、ジャケ買いならぬチラシ観(ちらしみ:チラシに惹かれて映画を観に行くこと)、私にとってはよくある行動に至った。どうやって映画の上映情報を得ているのか時々聞かれるけど、チラシです。と答えると驚かれる。アナログすぎるのかしら。ちなみに前田敦子さんはポスターの雰囲気で決めるらしく、予告篇は映画の情報が観る前から入りすぎるから避けたくて、映画館でも予告篇の間はロビーで飲み物を選んだりして、本篇が始まる直前に着席するらしい。


何十年も前の映画であれば年月の間に、あちゃ!という映画は淘汰され、現在それが観られるというだけで様々な人がそれを好んで守ってきたおかげであるとして、新作映画は蓋を開けてみるまでどんな具合かわからない…というのが博打みたいで好き。「映画よ、さようなら」博打は大当たりで思わずパンフレットも買った。ウルグアイの映画をこの先観る機会があるかもわからないけどウルグアイの映画環境に興味を持ったし、この映画についてもまとまった文章はパンフレットでしか読めない気がして。


http://www.action-inc.co.jp/vida/


映画の感想は、パンフレットを読み終わったら。