予約したiPhoneを受け取った。週末のうちにSIMカウンターで手続きするつもり。身動きとれない時期は隙間にwebをチェックして普段あまりしない細々としたものの衝動買いをしたりするのだけど、今回はiPhoneと「四月物語」のパンフレットのみ。どちらも私にとって実用的な買い物。
パンフレット、今年買って良かったモノBest3に入るのではないかしらん。充実の内容すぎて映画を観るまでに読み終わらない。
思春期から20代のはじめ頃に夢中になって、その後、それが好きだったと考えることも照れて憚られる時期がきて、もうそんな自意識の葛藤なんてどうでもいい、と達観し始めた時、改めて新たな面白さに気づき興味が湧く対象って時々あって、岩井俊二ってそういう人かも。その他に太宰治、レオス・カラックスなどが同じカテゴリーに入る。「懐かしむ」という感情が欠落しているので、リアルタイムで観ていたあの頃の私は…というセピアな感情は付随せず、新作映画を面白がるように、ただ新しく興味が湧く。4月になったら新作を観る日にちを決めなければ。
写真は伊香保にあったかっこいい廃墟ビル。