発行されたら読んでみたいな、と思っていたリトルプレスを京都から購入。昨日ポストに届いてた。購入と詳細はこちら。
オリジナル切手をつくるサービスには興味津々なのだけど、実物を見たのは初めて。大好きな和菓子「水無月」の絵だった。
四季折々の和菓子のページが眼福。おはぎ、大福、お団子も好きだけど、造形の美しいこういう和菓子はもっと好きで、WAGASHIという写真集を何度も図書館から借りたり(虎屋の和菓子の掲載が多め)。パステルカラーのお月見団子に驚き…その発想に。茶道、京都というと500年ぐらい修行してから来とくなはれ。と言われそうな気後れ感を生みそうなものを、ポットにお湯、好きなお茶碗持って景色のいいところでレジャーシート広げて野点ピクニック最高!という新しい提案に溢れていて素晴らしい。
去年あたりから、造形の美しい和菓子をコツコツ買って食べてみるささやかな活動を始め、とりわけ印象深いのは、八坂神社前の亀屋清永。
お盆の帰省の際に寄ったので、送り火モチーフの和菓子が京都のあちこちに
しかし私が買ったのはこちら
「星づく夜」の「づく」っていう日本語がいいなぁ、と
サイズは大小あって、小さいほうを
手のひらサイズで2〜3人分かな
月は羊羹、星は淡雪羹
味はほのかにパッションフルーツ!
とあったのだけど、パッションフルーツ感はたいして感じられなかった…
私の愚鈍な味覚のせいであろうか
しかし造形目当てなので、パッションフルーツ感の希薄さは気にならない。手のひらサイズの宇宙、切って横から見るとすなわち宇宙の断面。ここ数年「ゼロ・グラヴィティ」「インターステラー」最近の「オデッセイ」まで宇宙SFものに心酔している私としては、宇宙が手のひらにッ!→こ、これが宇宙の断面ッ…!→宇宙を食べたわッ…!…小さなツ連発で胸震わせながら堪能。人気のお菓子のようだけど、そんな動機で買ったのは私ぐらいなものだろうか…。夏の宵に外で食べるのも素敵でしょうね。
ここのところ会って口を開けばトピックが「自衛隊」「ホロコースト」「鉄道」「ペンギンの卵が孵化するまで」など、お互い乙女心を忘れがちにもほどがある友人にプレゼントすべく、NODATE PICNIC CLUBリトルプレスは2冊購入。春めいた和菓子を食べながら一緒に読みたいです。