みどりの日。朝、緑の濃淡の見える部屋。
緑の飲み物と食べ物。
忍者でお馴染みの場所、生菓子に手裏剣の模様が。
午後、緑の冷たい食べ物。今年は積極的にかき氷を食べる所存。
新聞の1面も緑緑していた。緑といえば…単純ながら「緑の光線」。物語の最後を珍しい自然現象を固唾をのんで見守るという観客の反応に委ねた大胆な映画ながら時間を追ってヒロインの行く末を目で追っているうちに最後には必ず彼女と一緒に固唾をのんで水平線を見つめるはめになる。緑の光線、家のテレビサイズでは見えづらいけど、映画館のスクリーンなら見える。見えなかったことはない。
太陽は赤・黄・青の光を発しており、一番波長が長いのは青い光。太陽が水平線に沈む瞬間、青い光が最後まで残り、周囲の黄色と混じり緑の光線して見える。見た人に幸運が訪れる、とか。
緑…他には…?と思いついたのがベタながら「緑色の部屋」。トリュフォー自身が主演しており、自らの死期を悟ったかのような不穏な映画だった。タイトルに緑がつく映画って少ないのでは…と考えていたら、トリュフォーも緑色の名前のつく映画があまりないからつけてみた…というシンプルな理由だったような。亡くなった妻の遺品を集めた部屋がすなわち緑色の部屋で、とにかく死に取り憑かれた映画だった。
緑、みどり、vert/verteとタイトルを思い起こしてみて2本しか思いつかなかったけど、greenとなると山ほど思い出しそう。来年のみどりの日までに、いろいろ思い出しておかなくちゃ。
そして5月4日はスターウォーズの日(may the force be with you = May the 4th)なのね。だからDVDの発売日が5月4日だったのか。ANAのスペシャル映像が素敵。