Web magazine "memorandom" に久しぶりに書きました。Random cinema theaterはいろんな人が映画について書く新しいリレー連載。ドキュメンタリーというお題だったので、スコセッシ「イタリアン・アメリカン」について。
日本ではソフト化されていないけど、MoMAのフィルムコレクションからの1本で、東京のフィルムセンターがプリントを持っていたはず。2014年フィルムセンターのMoMA特集(その後、全国巡回した)で観て、今年アテネフランセでも再見。これからもまた上映の機会はあると思います。観るたびに私も実家に帰った気分に。
スコセッシのママ(Catherine Scorsese)は息子の仕事に協力ということか、スコセッシ映画にも女優として登場、料理本も出版する八面六臂の活躍。エンドロールで流れたミートボール入りトマトソースはシンプルな見た目に反して手のこんだレシピで、いつも手早く効率的に作ることしか考えていない私は平伏したくなるほど…。
デ・ニーロにも手料理を振る舞ったのか、この嬉しそうな顔よ。デ・ニーロ、食べてずるい!私も!と思っちゃうような、スコセッシのママであり、世界中の子供たちのママでもあるようなママで、パパもそうだった。
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